セミリタイアを目指すうえで、多くの人が基準にするのが
「月15万円生活」 です。
家賃・通信費・食費を最適化すれば誰でも狙えるラインで、
固定費が安くなることで必要資産もグッと下がります。
この記事では、
月15万円生活でセミリタイアするための現実的シミュレーション
をわかりやすく紹介します。
1. 月15万円生活の内訳イメージ
まずは一般的なモデルケース👇
- 家賃:5〜6万円
- 食費:3万円
- 通信費:0.5万円
- 光熱費:1万円
- 日用品:1万円
- 交際費:1.5万円
- その他:1〜2万円
「贅沢すぎず、無理もしない」バランス感のある生活です。
年間にすると…
👉 年間180万円
2. 月15万円生活に必要な資産(完全リタイアの場合)
まずは働かずに暮らしたい場合の必要資産👇
● 年180万円 × 25年 =
4,500万円
(4%ルール基準)
● 年180万円 × 20年 =
3,600万円
(セミリタイア寄りの基準)
👉 完全リタイアを狙うなら 4,500万円以上 が目安。
3. “働く量を少し残す”なら必要資産は一気に減る
セミリタイアは「働かない」ではなく
働く量を調整する生き方 です。
働く金額によって必要資産はこう変わります👇
● 月5万円働く場合
不足額:10万円(年120万円)
→ 必要資産:3,000万〜4,000万円
● 月7万円働く場合
不足額:8万円(年96万円)
→ 必要資産:2,400万〜3,200万円
● 月10万円働く場合
不足額:5万円(年60万円)
→ 必要資産:1,500万〜2,000万円
● 月12万円働く場合
不足額:3万円(年36万円)
→ 必要資産:900万〜1,200万円
👉 「月15万円生活」×「少し働く」だけで
必要資産は半分以下になる のが最大のポイント。
4. 3000万円あれば、かなり自由な生活ができる
月15万円生活の場合、
3000万円の資産運用(3〜4%)=月7.5〜10万円の資産収入。
すると…
- 週2〜3勤務だけで生活が安定
- 副業(月3〜5万円)+資産収入で十分
- 生活費の半分以上が“勝手に入るお金”でまかなわれる
👉 働き方を自由に選べるレベルに到達。
5. 月15万円生活は「最もセミリタイアしやすい」生活費
月12万円は厳しめ、月20万円は重い。
その中間である 月15万円は、最も現実的で再現性の高いライン です。
- 必要資産が3,000万前後に収まる
- 副業や時短勤務と相性がいい
- 生活の満足度も高い
- 無理のない節約で継続できる
セミリタイアのスタート地点として最適。
6. まとめ|月15万円生活はセミリタイアの黄金ライン
- 月15万円生活 → 年180万円
- 完全リタイアなら4,500万円
- セミリタイアなら1,500万〜3,000万円で可能
- 働く金額によって必要資産は大きく変動
- 生活の質と資産のバランスがとれたライン
「月15万円生活」は、
セミリタイアの現実性と自由度のバランスが最も優れています。
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