セミリタイアを考え始めたとき、
一番気になるのはこれです。
「結局、資産いくらあればできるの?」
ネットを見ると、
- 3000万必要
- 5000万必要
- 1億必要
いろいろな数字が出てきます。
でも実は、
セミリタイアには“正解の資産額”はありません。
なぜなら、
セミリタイアは「完全リタイア」ではないからです。
今日は、
資産1000万・2000万・3000万で
現実的に何ができるかを解説します。
まず前提:FIREとセミリタイアは違う
混同されがちですが、
この2つは別物です。
FIRE
→ 働かずに生活費を賄う
セミリタイア
→ 働く量を減らして生活する
つまりセミリタイアは、
資産だけで生活する必要がありません。
そのため
必要資産は大きく下がります。
資産1000万円の場合
できること
- 心理的余裕が生まれる
- 転職しやすくなる
- 嫌な仕事を続ける必要が減る
配当利回り3.5%なら
年間35万円(約月3万円)。
生活費の一部を補えます。
現実的な状態
セミリタイアではありませんが、
**「逃げられる状態」**になります。
これが非常に大きい。
- ブラック職場から離脱
- 無理な残業を断れる
- 働き方を選べる
生活は変わらなくても、
精神状態が変わります。
資産2000万円の場合
できること
- 時短勤務
- 週4勤務
- ストレスの少ない仕事への転職
配当:約月6万円。
生活費15万円なら
必要労働収入は9万円。
現実的な状態
ここから
半セミリタイアが成立します。
フルタイムにこだわらなくてよくなり、
仕事の優先順位が下がります。
資産3000万円の場合
できること
- 週2〜3労働
- 軽い仕事のみ
- 働かない月も可能
配当:約月9〜10万円。
生活費15万円なら
必要労働収入は5万円程度。
現実的な状態
ここが
多くの人のセミリタイア成立ラインです。
仕事は「義務」から「選択」に変わります。
なぜ3000万円が目安になるのか
理由は単純です。
生活費15万円の人の場合
- 配当:10万円
- 労働:5万円
このバランスになると、
働くストレスが急激に減ります。
重要なのは
“働かないこと”ではなく、
働かなくても困らない状態です。
よくある勘違い
資産額を考えるとき、
多くの人がやってしまうのがこれ。
「完全に仕事を辞める前提で考える」
これだと
必要資産が跳ね上がります。
セミリタイアは、
少し働く前提で考えると
一気に現実的になります。
資産より重要なもの
実は、
資産額より重要なものがあります。
それは
生活費の把握
生活費20万円の人と
生活費13万円の人では、
必要資産がまったく変わります。
つまり
資産を増やすだけでなく
生活を整えることも同じくらい重要です。
【結論】資産は“自由度”を買うもの
まとめます。
- 1000万円:逃げられる状態
- 2000万円:働き方を調整できる
- 3000万円:セミリタイア成立ライン
セミリタイアは、
「働かないための資産」ではありません。
働き方を選ぶための資産です。
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